文章を書く魅力と恐怖

考えてるゾウ

文章を書くのはすごく楽しい。それが好きだから僕は今こうやってエッセイブログを書いているわけだし。

自分の頭の中の知識と、心の中の感情と、その他全ての五感が覚えている経験、そういったものが入っている引き出しを片っ端から開けて、それらを言葉にしている感覚だ。

それらを言葉にした時、考えてもいなかった事が書けたりする。これは僕が文章で嘘をついているとかじゃなくて、今まで存在に気づかなかった引き出しを開けたタイミングだと思っている。

もちろんそういうことを繰り返しているうちに、引き出しの中身がとっ散らかって自分でも何が書きたいのかわからなくなる時もあるけど。

文章を書くということ。自分という反響版を通じて、自分の中を無限に旅行するということ。

君にとっては文章を書くことは自己との対話なんだね。

でも同時に、それは心が不健康になるきっかけにもなり得ると気付いた。

近親相姦を繰り返した結果に血が濃くなりすぎて病気になるように。

自己というあまりに自分と同一の存在と対話を繰り返すことによって、自分の考えが不健全に濃くなってしまう。

だから文章を書くときには、友人とかに「ここって違うんちゃう?」なんて意見をもらったり、他の人の文章に触れたり、ちゃんと「外部の血」を定期的に取り込むことが必要なんだろうな。

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